マッチングサイト構築の費用は?開発手法や費用を抑えるコツを解説!

最終更新日:2023年3月3日

マッチングサイトとは?

マッチングサイトとは、ある商品やサービスを求めるユーザーと提供するユーザー同士をマッチングさせるWebサイトのことです。

ユーザーがマッチングサイトを利用する目的は、販売されている特定のモノ・サービスをスムーズに検索から購入まで利用することが可能となります。特定のモノ・サービスに特化してマッチングまでを提供するため、提供する側はモノ・サービスの出品や掲載を型に沿ってスムーズに行うことができます。また、提供される側は特定のジャンルやカテゴリーのモノ・サービスが掲載されていることが事前にわかり、検索や購入までスムーズに行うことができます。

マッチングサイトを構築する前に!

特定の分野のマッチングサイトを構築するとして提供する場合には、免許や認可などが必要になることもあります。
例えば、恋愛のマッチングアプリをサービスとして提供する場合には、”インターネット異性紹介事業の届出” を行うことが法律で義務られています。
詳しくは以下のページに記載がありますのでご確認ください。
https://tokyo-startup-law.or.jp/magazine/category06/definition-and-notification-of-matching-app-operator/

その他にも、決済の際の資金の流れによって契約できる決済会社も変わってきたりします。初めてマッチングサイトを構築する場合には、信頼できる開発会社に依頼するのがよいでしょう。

マッチングサイトを構築する場合の費用とは

本格的なマッチングサイトを構築する場合には、300~1500万円が主なレンジとなります。

機能が最小限のマッチングサイトで300万円、大きい規模で1500万円ほどが相場になります。ただし、開発の難易度が高い決済機能や本人確認などの機能、その他の機能や要件が多くなる場合には1500万円以上となる場合もあります。

マッチングサイトの種類ごとの費用相場

マッチングサイトには様々な種類があり、大きく分けて4つに分類することができます。有名なマッチングサイトがどの種類になり、概算でどのくらいの費用がかかるのかを記載しますので、今構築しようとしているマッチングサイトの相場の参考にしてみてください。

BtoB(企業対企業)のマッチングサイトを構築する際の費用相場

企業同士のニーズをマッチングするサイトになります。

M&Aマッチングサイト、受発注マッチングサイトなどがここに分類されます。
代表的なサービスは、トランビ、ラッコM&A、アイミツなどになります。

費用相場は300万円以上になることが多いです。

BtoC(企業対個人)のマッチングサイトを構築する際の費用相場

企業と個人のニーズをマッチングするサイトになります。

求人サイト、旅行サイト、ファッションモール、通販モールなどがここに分類されます。
代表的なサービスは、ZOZOTOWN、Expedia、じゃらん、楽天トラベルなどになります。

費用は500万円以上になることが多いです。

CtoC(個人対個人)のマッチングサイトを構築する際の費用相場

個人と個人のニーズをマッチングするサイトになります。

恋愛マッチングアプリ、スキルマッチングサービス、フリマサービス、個人のクルマ貸し出しサービス、空き駐車場貸し出しサービスなどがここに分類されます。
代表的なサービスは、Pairs、with、Anyca、Akippa、ココナラ、メルカリ、ヤフオクなどになります。

費用は500万円以上になることが多いです。

CtoB(個人対企業)のマッチングサイトを構築する際の費用相場

個人のスキルや資産を企業に提供するサイトになります。

スキルマッチングサービス、写真提供サービスがここに分類されます。
代表的なサービスはSnapmart、PIXTA、ビザスク、ランサーズ、クラウドワークスなどになります。

費用相場は500万円以上になることが多いです。

マッチングサイトを構築する手法とメリット・デメリット

スクラッチでの開発

スクラッチ開発とは、0からすべての機能を実装しサイトを構築することです。

スクラッチ開発のメリット

カスタマイズ性や自由度が高くオリジナリティを出しやすい

サイトを0から構築するため、開発する企業のやりたいことを自由に設計して開発することができることができます。ビジネスモデル、ユーザーの特性、マッチングサイト運営者の運用フローに沿った開発を行うことができます。

月額のパッケージ費用がかからない

パッケージでの開発は有料のものもあり、月額数千円〜数万円のライセンス費用が必要になる可能性があります。スクラッチ開発では、そのランニング費用がかかりません。

スクラッチ開発のデメリット

初期の開発費用が高くなりやすい

サイトを0から構築するため開発にかかる工数が多くかかりやすく、最低でも300万円前後の費用がかかります。

初期の開発期間が長くなりやすい

サイトを0から構築するため開発にかかる工数が多くかかりやすく、初期のリリースまで最低でも3ヶ月前後の期間がかかります。

パッケージでの開発

パッケージでの開発は、マッチングサイトの共通する機能があらかじめ構築されているシステムをベースにして、マッチングサイトを構築することです。

パッケージ開発のメリット

初期の開発費用が安くなりやすい

ベースとなるシステムがあるので初期の開発費用を安くなりやすいです。安い場合には、300万円以下でマッチングサイトの構築が可能となります。

初期の開発期間が短くなりやすい

パッケージ開発ではベースのシステムを流用して構築するため、0から構築するスクラッチ開発と比較して初期のリリースまでの時間を短くなりやすいです。短い場合には、3ヶ月以内にマッチングサイトの構築が可能となります。

パッケージ開発のデメリット

カスタマイズ性や自由度が低くオリジナリティがなくなりやすい

ベースとなるシステムに導線やデザインなどを寄せなければならず、オリジナリティが出しづらくなります。

月額のパッケージ費用がかかる場合がある

月額でパッケージ費用がかかるものもあります。また、利用するユーザーが多くなるにつれて費用が高くなる場合もあり、月の収益の割合に比べてパッケージ費用が高くなってしまう場合もあります。

マッチングサイトを開発するまでの流れ

誰のどの課題を解決するのか(ターゲット)を定める

誰のどの課題を解決するのか定めます。ここを見誤ると誰にも刺さらないマッチングサイトになってしまい、ほとんど利用されることがなく収益をあげることができなくなります。

ビジネスモデル(課金ポイント)を定める

ターゲットが決まったら、そのターゲットが課金したくなるポイントに合わせて課金ポイントを設計することが大事になります。その課金ポイントに合わせて、構築するマッチングサイトの特色・強みを考えオリジナリティや独自性を出していきます。ターゲット選定がよく、使いやすい、独自性のあるマッチングを構築しても、ビジネスモデルの設計を間違ってしまうと、収益を得ることができずに撤退することになってしまいます。

サービスの特色・強み・独自性を定める

世の中にはすでに多くのマッチングサイトが存在しています。その中でより収益が上がるマッチングサイトを構築するためには、サービスの強みや独自性が必要になります。

例えば、特定のジャンルに特化している、手数料が他サイトに比べて安い、これまでにない収益モデルなどさまざまな特色・強み・独自性を考えることができます。

開発に着手する前にきちんと整理しておくことで、特色・強み・独自性に沿った導線設計を行うことができるようになります。

各々のユーザーに必要な機能や仕様を洗い出す

課金ポイントに対して各々のユーザーがスムーズに遷移されるようにサイトや機能を設計していきます。同じような種類のマッチングサイトでも、課金ポイントが違ってくると機能や要件も異なってきます。

特に注意するべきは管理者向けの機能

特に見落としがちなのは管理者向けの機能です。例えば、不適切な会社や事業が運営しているサイトに掲載された際に、掲載を停止させなければならなかったり、ユーザーのアカウントを停止させなければならなかったりします。サービス運営が始まる前に、管理者がどのようにサイトを運営していくのか設計し、フローを整えることが大事になります。

また、手数料をいただくモデルにも関わらず、ユーザー同士の個人情報のやりとりなどを許可してしまいサイトの外部でやりとりが行われてしまうと、収益を得られなくなる可能性もあるので注意が必要です。

デザインの作成

サイトで表現したい世界観に合うデザインを作成します。また、設計した要件や仕様をデザインとして表します。

システムの実装・開発

システムの実装・開発を行います。

テスト・デバッグ

テストやデバッグを行います。

本番データ入れ込み

サイトを運営するのにあたり必要なデータを入れ込みます。例えば、商品のカテゴリーをあらかじめ登録したり、タグなどの登録が必要になります。

リリース・サービス開始

リリースしてサービスを開始いたします。

できるだけ安価でマッチングサイトを構築するコツ

機能を必要最小限にする

話が具体的になってくると構想ややりたいことが大きく広がってしまい、機能や要件なども大きくなってしまうことが多いです。そのため、本当に必要な機能は何かを考え、最初は最小限の機能を開発することが大事になります。

納期に余裕を持つ

納期に余裕を持つと開発会社もリソースの調整や人件費を削減することがしやすくなり、開発費用を格安で抑えられることがあります。納期が短いと、短期間に無理して開発者のリソースを多く割かなければならず、急ぎでの対応料金などが必要になる場合があります。

また、開発会社は納期が非常に短いと、納期遅れになり補填することを避けるために案件を引き受けたがらない場合もあります。

補助金を活用する

近年ではシステム開発の際に補助金を利用できる場合があります。代表的な補助金には、次のものがあります。弊社では過去に補助金を利用したシステム開発も行った経験がありますので、お気軽にご相談ください。

  • 事業再構築補助金
  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金
  • 小規模事業者持続化補助金

補助金を申請するためには様々な条件がありますが、採択された場合には開発費用の1/3ほどの金額が補助されるものもあります。

運用でカバーできるところは開発する機能から外す

ユーザーがごくたまにしか使わないという機能に関しては削ってしまい、リリース初期は運用でカバーしてしまうのも選択肢の1つです。ただし、運用でカバーするには無理なほど膨大な作業量があるると、運用が回らなくなってしまうので注意が必要になります。

マッチングサイトを開発する上での注意点

企画・設計が弱い開発会社には発注しない方がいい

開発会社の中にはクライアントから言われたものを、そのまま作るという開発会社が多くあります。そのため、企画・設計が弱い開発会社に発注をしてしまうと、作りたいマッチングサイトに適切な収益ポイントに適切な設計や導線を作ることができず、売上が立たず赤字になり撤退してしまうということもあり得ます。そのため、費用が少し高くなったとしても企画・設計に強い開発会社に依頼することをお勧めします。

ノーコードツール・WordPressを利用すると言われた場合には注意した方がいい

最近ではWordPressやノーコードツールでマッチングサイトの構築ができるようになってきています。ですが、それらのツール・技術で、複雑なシステムであるマッチングサイトを構築する場合には注意が必要です。

WordPressやノーコードツールでマッチングサイトを構築すると、追加での開発がしづらくなり機能拡張やユーザーが増えた際にサーバーが落ちるなどの障害が起きてしまう可能性が高いです。
弊社がご相談いただく案件の中でも「結局WordPressでは構築できなかった」「ノーコードで作ったサイトが使い物にならない」といったお話をいただくこともあります。

WordPressやノーコードツールを使って開発する場合には、「機能が少なく単純なマッチングサイトである」「今後の機能拡張は考えない」「機能拡張が必要になった場合には再度作り直す」といった前提で開発をした方がいいでしょう。

維持費用(サーバー費用)

どのような構築方法でもインフラ代(ドメイン代、サーバー代、データベース代)などで月々に約3万円かかります。
マッチングサイトを運営していくには、開発費の他に年間約36万円は最低限確保することが必要になります。

集客に費用や時間がかかる

マッチングサイトを作ったら自然とユーザーが集まってくるかと言えばそうではありません。SEO対策、広告、SNSなどでのユーザーの集客、企業への地道な営業活動などを通して、構築したマッチングサイトを利用するユーザーや企業を集めることが必要になります。

さいごに

この記事では、マッチングサイトの構築にかかる費用についてを解説しました。

マッチングサイトを作り込む場合には、決済機能やチャット機能など、複雑な機能が多くなります。
しかし、複雑な機能を作れば他のマッチングサイトとは違った独自性や強みを持つことができ、差別化に繋がります。

TECH LUCKでは、収益化まで意識したマッチングサイトの開発を支援することが可能です。

マッチングサイトに限らず、システム構築やシステム開発でお困りごとがございましたら、無料相談を受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。

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